ブランド: Whirlpool
定価: ¥8,800 (税込¥9,680)
発売日: 2013/10/25
メディア: DVD-ROM
ジャンル: 現代メルヘンチック学園ADV
JANコード: 4582387360084
品番: WP-112
原画: てんまそ、こもわた遙華(SD原画)
シナリオ: 七烏未奏
アーティスト: KOTOKO、しほり
作詞/作曲: KOTOKO/松田彬人
サブジャンル: アドベンチャー
カテゴリ: 学園、女子学生、恋愛
紹介:http://www.getchu.com/soft.phtml?id=773850

「女の子の心には、お姫さまが住んでいるの」
“お姫さま病(プリンセスシンドローム)”。
その不思議な病が公になったのは、ほんの二年ほど前のことです。
思春期の少女に芽生える多重人格障害のようなもので、人によって軽いものから重いものまで様々。
なかでも重度のものは一定の “感情が揺れる” ことによって、完全な別人格を宿らせることもあります。
さらにその際、“望奏(メルヘン)” と呼ばれる特殊な力を使えるようになり、変貌した人格によってはそれを使って暴れ回ることもしばしば。
つまり、はた迷惑な病というわけです。
やがて病にかかった女の子たちは “お姫さま” と呼ばれ、問題を収拾しやすいようにと一つの学園に集められました。
聖アンデルセン学園。 都会から隔離された “夢ヶ島” と呼ばれる島にあるそこは、たくさんの “お姫さま” が集まった女子学園でした。
そんな学園に、ある日、一人の男の子がやって来ます。
彼の名は有須祐二。 “お姫さま” の暴走を止められる “王子さま”。
通称、“うそつき王子さま” です。

月丘 泉(つきおか いずみ)
CV:杏子御津
身長:163cm
スリーサイズ:B84(C)/ W61/ H86
学園二年生。祐二とは同じクラス。
昔、祐二の家の近くに住んでいたこともあり、幼なじみである。
少々常識知らずなところがあったり、快活で破天荒な “演技じみた” 語り口を稀にする。
彼女は超VIPな良家のご令嬢であり、いわゆる箱入り娘。
今まで外の世界というものを見たことがなかったため、世間ズレしてしまっている。
女の子らしく甘い物が大好き。そして大食い。
本当は直情的かつ多感で素直だが、祐二に対してはそうなれないことも多い。
彼女に住む “お姫さま” は “ラプンツェル”。 自身の “好奇心” が刺激されることによって発現する。
島にも2人しかいないS級の “お姫さま病(プリンセスシンドローム)” であり、強力な “望奏(メルヘン)” 伸長の髪縛り(ヘアー・ザ・ロック) を使い、周囲の人や物を縛り上げる。
変貌時は無邪気で傍若無人になる。
「……今日も一日、欲しがらない。 求めなければ、大丈夫」

栗宮 みかん(くりみや みかん)
CV:藤咲ウサ
身長:145cm
スリーサイズ:B83(G)/ W52/ H73
学園三年生。祐二の一つ上の先輩。
年上だが、小さな身長に似合わぬ巨乳で、それをネタによくいじられる。
周囲も彼女を子供扱いして、それに対して彼女は怒ってみせるが、その様がかわいくてみんなわざと怒らせてみたりも。
素直で照れ屋。恥ずかしいことがあるとパニックになる。
天然が混じっているためボケに回りやすいが、性格自体はマトモなためツッコミにも回れる。 いじられるけど。
彼女に住む “お姫さま” は “織姫”。 自身の “後悔の気持ち” が刺激されることによって発現する。
B級の “お姫さま病(プリンセスシンドローム)” で、天に架かる涙(ハイパーミルキーウェイ) という “望奏(メルヘン)” を使い、大量の牛乳の涙で周囲を洗い流してしまう。
変貌時、やたらとネガティブかつ泣き虫になる。
「わたしは、三年の栗宮みかんって言います。ゆーじ君の先輩です!」

有須 星子(ありす せいこ)
CV:桐谷華
身長:179cm
スリーサイズ:B94(D)/ W68/ H95
学園一年生。祐二の一つ年下の妹である。
性格は明るく快活で気が強いタイプ。ムードメーカー。 スタイル抜群・高身長で、もの凄い美貌を持つが―― いかんせん残念。
物怖じしない性格で、自らがもて囃されるのを好む。
表には出さないが極度の “ブラコン” であり、主人公を追い掛けて学園にやって来る。
成績はあまりよろしくないが、運動神経は良い。 アニメとゲームなどオタク的な趣味を持つ。
彼女の心に住む “お姫さま” は “人魚姫”。 自身の “嫉妬心” が刺激されることによって発現する。
A級の “お姫さま病(プリンセスシンドローム)” で、“望奏(メルヘン)” 海之藻屑(チェンジソープ) を使い、質量の低い生物以外の物を泡に変え、消し去ってしまう。
たとえば、誰かが着ている洋服など。
変貌時、やたらと攻撃的な性格になり、特に主人公への独占欲を示すようになる。
「おにーちゃん、星子に逢えなくて寂しいに決まってます!」

恋ノ河 リイナ(こいのかわ りいな)
CV:桃井いちご
身長:158cm
スリーサイズ:B78(A)/ W60/ H79
学園二年生。祐二とは同じクラス。
“お姫さま病(プリンセスシンドローム)” にかかった少女たちを鎮静させるための学園の機関 “風紀委員(キャリバー)” の “委員長(マスター)” を務めている。
“リンゴ銃” と呼ばれる不思議な水鉄砲を武器に、“お姫さま”化して暴れる少女たちの鎮静に当たる。
寡黙に見えるが、案外に饒舌かつ毒舌。 というよりは、見たまま感じたままのことすべてを口にしてしまうらしく、遠慮がない。
本人曰わく、感情というものをよく分かっていない。 好物はとんこつらーめん。
“日常最速理論” という理論を提唱しており、その理論に基づいて彼女は行動している。
曰わく、歯磨きとトイレは同時に済ませば時間が節約出来る。
曰わく、湯船に浸かる時は必ず英単語の暗記カードを持ち込む、など。
マルチタスクこそが生き甲斐で、自己鍛錬も欠かさない。
恥じらいがないため、天然でエロについて興味を示す。
「……常日頃、効率的に生きることを心掛けてるの」
有須 祐二(ありす ゆうじ)
物語の主人公。 学園二年生。
文武両道で学面に強く、運動神経も良い。
運動神経に関しては、軽く人間離れしているほどである。
昔付けられた “うそつき王子” というあだ名のせいで人付き合いが苦手だった。
“お姫さま” に対抗できる “王子” の力を持っており、“お姫さま病(プリンセスシンドローム)” で苦しむ女の子を助けるため学園に転校してくる。